
この記事は海外と仕事をする機会のあるマネージャー職の方のために英語圏の上司と部下の接し方について書きました。
英語圏の上司は部下をほめまくる
私自身、英語が共通語の職場で仕事をしていたころ何かにつけて周りからほめられました。上司からも同僚からも。
私が素晴らしいのではありません。いわば「褒める文化」が人が英語圏では集まるところにあるようです。
どんなことでほめられるかというと
・その日着ている服
・美容院に行ったあとの新しい髪型
・新しい靴
・カメオ(偽物なのに。。。)
身体的な特徴について口にするのはセクハラに当たるので言いませんがこんなふうにほめます。
I like your hair cut! 素敵な髪型!
I like your pattern! 素敵な模様(プリント)
そして仕事の報告書を出しただけで
Good job! はもちろんのこと、
Marvelous! はイギリス人上司のお気に入りのほめ言葉でした。
自分では別に特別なことをしたわけではないので初めはこそばゆかったですが、必ず一言ほめられてうれしかったのを覚えています。
イタリア系上司/イギリス人同僚の赤面もののほめ方
30代前半にバイリンガルセクレタリーの仕事を4年半していたことがあります。そのうち1年超、南イタリア系ベルギー人の上司が
いました。ステレオタイプかもしれませんが、彼のほめ方は超・大げさでした。
“Kono-san, I can’t live without you!”
「Konoさん、あなたが居ないと私は生きていけない!」
なんだかネルソンが唄ったスタンダードナンバー”Without you” の歌詞そのもの。慣れないうちは同僚たちの前で顔が赤くなるのが
分かりました。
そういえばイギリス人ばかりの職場にいたとき、とっても賑やかな同僚のSteveはちょっとしたことを手伝ってあげただけで
“You’re my Angel!”
「君は僕の天使だ!」
“You’re my saviour!”
「君は僕の救世主だ!」
と、両手を広げて褒めてくれるのです。
それ以前は新卒で日本企業の人事部で仕事をしていたので
仕事はできて当たり前。
締切りは守って当たり前。
叱られることはあっても、ほめられたことってなかったような気がします。なのでなおさら「外国人上司は褒める!」と
新鮮な感じがしました。
デキる上司は部下を紹介するときに大げさなくらい褒める理由
自分自身が25年間、会社員を経験して思い出すのは外国人上司が自分の部下を人前で紹介するときにとにかくほめることです。
本当はその部下について仕事のレベルがまだまだ、と苦々しく思っていてもほめます。
外国からビジターが来て自分の部下を紹介するとき
”Kono-san is an expert of statistics. We cannot survive without her.”
「こうのさんは統計のエキスパートです。彼女なしではやっていけません」
というようにほめながら紹介します。
日本人上司の中には自分の部下を人前でいじってその場の笑いを取ろうという人が居るのとは正反対です。
ここでいうExpertという言葉は本来は「専門家」という意味ですが、別に学位などなくても、他の人に比べて秀でて
いるくらいの意味でも使います。
さらにほめるとき、
✓ 具体的に
✓ どれくらい自分たちが助かっているか
をいれると完璧です。
ではなぜ外国人上司、特に欧米の方は部下を人前で褒めるのでしょうか?
理由は様々なものがあるかもしれませんが、その中の一つは「自分は部下というリソースをうまく活用できている優秀なマネージャーだ」という
自己アピール的な面があるように感じます。たとえ欠点がある部下であっても、いいところを引出して、チームの成果を上げるのが
「デキる上司」だからです。
もし、部下の欠点を人前でとり上げれば、それは部下の責任だけでなく「部下育成がうまく出来ない自分」を公に口にするようなものです。
まとめ
自分が新卒新入社員だったころほとんどほめられたことがありませんでした。(自分が至らなかった可能性も大です!)
その後、外資系の英語の職場に転職した後は当たり前の仕事をしたときも、身に付けているものも常に一言ほめてもらえる。
そんな職場で仕事をするのはやり甲斐を感じました、当時ご一緒していた「デキる上司」たちは、例外なく大げさなくらいに
部下をほめていました。いくつものほめ言葉をバリエーションを使って。
おそらく日本語であれば楽々言えると思いますが、英語の場合は口に出して言う練習をしておくことをお勧めします。
私が自分の生徒さんに使う褒め言葉の一部;
Good job! Great! Splendid! Marvelous! Super! Perfect! Genius!
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この記事を書いた人

管理職・経営トップ専門
仕事の英語パーソナルトレーナー
河野 木綿子(こうの ゆうこ)
上智大学新聞学科 1983年卒業
ロンドン大学 Goldsmiths College
心理学部 大学院 2000年卒業
*専門は「異文化コミュニケーション」
東京都青梅市出身
日本第1号の仕事の英語パーソナルトレーナーを2014年に開業。
管理職を中心に90人の英語デビューと、グローバル企業向け異文化コミュニケーション研修10社で
ビジネスパーソンの英語力をサポート。
文化の違う相手と仕事をして成果を上げる英語のスキルを追求します。
【保有資格】
・ケンブリッジ英検
・IELTS 7.0 (1998)
・英国心理学協会の能力・適性テストの実施資格※
※企業で面接、適性検査、能力検査を実施する資格
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【著書】
『仕事の英語 いますぐ話すためのアクション123』
『読むだけでTOEIC®テストのスコアが200点上がる本』
【Udemyビジネス】
講師として5本のビデオ教材を上市。これまでの受講生は延べ14,000人、多くのリピーターを持つ
アクセス:〒160-0022 新宿区新宿5-18-20 ルックハイツ新宿803

