後編:Jay 早川さんの『英語スキルブースター』にゲスト出演。私の英語歴、学習方法、外資系に向いている人、向いていない人についてざっくばらんに話しています。

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Q. 「英語に興味を持ったのが3歳」というコメントを拝見しましたが、きっかけは何だったのでしょうか。

母親が英語を使って仕事をしていました。
3歳のときローカルのデパートで店員さんがアメリカ人とのやり取りで困っているときも、母が通訳して解決したのを見て
「私も英語を話したい」と思ったのがきっかけです。

そのアメリカ人女性が今思い出すとプラチナブロンドで背の高いバービー人形のように素敵だったんです。

Q. なぜ外資系企業を選ばれたのでしょうか。入ってみて感じた外資系企業の厳しさや、あまり語られない日本企業との違いってありますか。

入社2年目で結婚したら仕事をすべて外されて子口現金の管理をする金庫番になりました。
40年前は仕事で社員が立て替えたお金を子口現金を持っている金庫番の人から現金で払い戻したんですよ。

仕事を外された理由を上司に聞いたら

「女はいつ腹がでかくなるかわからない。旦那の転勤にもついていくから」という回答でした。

更に25歳で離婚したら、居心地が悪くなり後になって「ひどい女」扱いされていたのを知りました。
お給料が113,000円と当時は女性の低賃金が当たり前で経済的に独立できなかったので将来に備えて外資系に転職しました。

「グローバル化」という言葉はまだなくて、「国際化」と言っていた時代で
「英語で仕事ができるようになれば外資系で高いお給料がもらえて食べていけるようになるはず」と期待しました。

イギリス人だらけの職場に移ったら離婚なんてあたりまえで、だれも偏見を持っておらず、
年齢性別関係なく楽しく仕事をしていて別世界に来た。と感激しました。

Q. 外資系で働き始めるにあたって、それまでの学習で効果的だったことはありますか。逆に学習だけでは足りなかったことは何でしょうか。

実は勉強よりも大好きな洋楽をたくさん歌えたことが一番役に立ちました。同僚たちのイギリス英語に耳が慣れるのも早く、
聞こえたことは自分でも発話する、を繰り返していたら3か月後に少しずつ話せるようになり、
あとはどんどん言えることが増えたっていう感じです。

学習だけで足りなかったのは、マナーや話の組み立て方です。今は、英語より、そちらを重点的に教える仕事になってきました。
今でいう異文化コミュニケーションですね。

当時は相手に失礼な言葉をつかって直されたり何かを伝えたら必ず理由もそのあとにつける。というのが初めのころは面倒でした。
いまでは日本語でもそうなってしまいましたが。

Q. 今外資系企業に必要な人材の特徴はありますか?向いている人、向いていない人という違いはありますか?

外資系企業に必用な人は英語を共通語として使えて仕事ができること、
相手の国の文化や習慣を理解したうえでやり取りしたり、日本の文化・習慣を言葉で伝えられる人ですね



外資系に向いている人は
・分から手を挙げて意見を言える人、すぐに行動に移せる人。
・はじめてのよくわからないことでもゴールに向けて踏み出せる人。前例がなくても気にしない。
・変化に柔軟に対応できる人。
・プロジェクトが中止になってもふさぎ込まず、気持ちを切り替えるのが速い人。
 ⇒外資系は経営陣の意思決定と方向転換が速いです。
・メールの返信が速い人。すぐできなければ「メール読みました。いついつまでに回答します」でOK。
 ⇒じつはこれ、相手の立場に立って考えられるという異文化コミュニケーションの一要素です。


外資系に向いてない人は:
・指示待ち族
・前例のないことは手を出さない人
・自分で決められず先送りする人
・周りと同じであることに安心する人。
・自分の頭で考えない人。
・職制が上の人に意見を伝えられずもやもやしてしまう人。
・プロジェクトが中止になるといつまでも引きずって恨みつらみを募らせてしまう人。

関連記事:外資系への転職を考えています。英語以外に必要なことはありますか?

Q. 「今まで考えてこなかったけれど、外資系に転職もありかもしれない」と感じた方がいるとしたら、まずどこから始めるのがよいでしょうか。

自分の意見を持つ練習です。日本語でいいので、言語化すること。
これができないと英語ができても英語で仕事は難しいです。

日本人は会議でも役員や上司の意見を聞いてから自分の立ち位置を決める習慣がついてしまっている人が多いです。
オープンセミナーの講師をやったとき日本企業の幹部候補生が、私が指名して意見を求めると周りの意見を確認できずにきょろきょろ周りを見回してから発言することが怖くなって
固まってしまうことに驚きました。

英語で意見を言えるように練習するのは自分の意見をもてるようになってからでいいと思いますよ。

Q. 最後に、河野さんの指導や活動にご興味をお持ちいただいたリスナーの方もたくさんいらっしゃると思います。情報はどちらをチェックすればよろしいですか。

「ビジネス英語パーソナルトレーナー」で検索するとスポンサー広告以外では1位に出てきます。

河野木綿子のホームページでもOK。

テストの点数が上がってきたのに、仕事で英語が話せない、話せるようになりたい人を中心に
一度で伝わる、聞き返されない、OKがもらえる英語が身に付きます。

特に管理職の方が多いです。

河野木綿子ってどんな人?

この記事を書いた人

仕事の英語パーソナルトレーナー
HR Specialist
河野 木綿子(こうの ゆうこ)

ロンドン大学 Goldsmiths College 2000年
心理学部 大学院卒業

25年間大手外資系企業の人事部に勤め、人材開発の専門家となる。その経験とロンドン大学大学院で学んだ学習理論と効果測定を活かし、日本で第1号となる仕事の英語パーソナルトレーナーを2014年に開業。
著名人含む約90名を、仕事の英語デビューに導いてきた実績を持つ。

【保有資格】
・ケンブリッジ英検
・IELTS 7.5 ※旧英連邦の英語4スキルテスト
・英国心理学協会の能力・適性テストの実施資格※
※企業で面接、適性検査、能力検査を実施する資格

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