1番わかりやすい tillとbyの違い、 for, during, whileの違い

この記事では受験勉強ではやらなかったTillとby, そしてfor, during, whileの使い分けをお伝えします。

最後まで読んでいただくと今まで違いがよくわからなくて、話したり書いている途中でモヤモヤしていたことがスッキリするので自信をもってスラスラ話せる、書けるようになります。

中学生の時に「いついつまで」という前置詞、2つ習いましたよね。Tillとbyです。でもなんで「いついつまで」にはtillとby があるのか?2つとも「~まで」だけど、どう違うのか不思議じゃありませんでしたか?

私は正直、どう使い分けたらいいのかわかりませんでした。実際に英語を使うようになってようやくわかりました。なのでもし今、違いが分からなくてモヤモヤしているという方がいたら、喜んでお伝えしたいと思います。前置詞のfor, during, と接続詞のwhileの3つの意味と使いかたの違いについてお伝えします。

tillとby: いついつ(時間)まで 

よく解説では「動作がいついつまでずっと続くときに使ういついつまで」と書いてありますね。

3時までずっと練習しましょう 
Let’s practice till 3 o’clock.

休まないで練習を続けましょうという意味です。

一方で by も日本語訳は「いついつまで」ですが、厳密に言うと「までに」です。
ここが今日の、これでスッキリのポイント一つ目です。byのことを

「締切りのbyと覚えちゃいましょう。

締切りのbyは 夏休みの宿題を8月31日の夜までに終わらせるというイメージです。日本で小学校に行った人なら多くが、
8月31日宿題を終わらせないといけないですね。だから

8月31日までに宿題を終わらせなくちゃ。
We need to finish the homework by August 31st.

「しめきりのby」、8月31日のイメージで覚えるともう、tillとの使い分けに悩みません。

「~の間」:前置詞 for, during, と接続詞 whileの意味と使い方の違い

for と言うとき

「3年間!」と努力の長さを一番伝えたいですよね。
for は時間の長さに注意が向いているときに使います。

私は英語を3年間練習しています。
I’ve been learning English for three years.

during と言うとき

Duringは話し手が時間の流れの中で、その期間を少し特別な期間だと感じていることを表すときに使う前置詞です。しかもその間キレめなくずっとというイメージです。
例えば普通の時の流れの中で年末年始のお休みや夏休みの場合、すこし特別な時間ですよね。

お正月休みの間、
During new year’s-holiday,

夏休みの間、
During summer vacation.です。

例えば 夏休みの間ずっとロンドンに居ました だと
I stayed in London during summer vacation. ですし

「その夏の間はずっとロンドンに居ました」だと話し手にとってその夏はずっと
ロンドンに居た特別な夏なのでsummerにtheを付けて
I stayed in London during the summer.

と言うと、気持ちがこもります。

I stay in London in summerだと特別なtheがないので
「普段、夏の間はロンドンにいる」と言う意味です。

最後にWhile と言うとき

これは先程のfor とduringが前置詞だったのと違って接続詞です。接続詞って andとかbutのように2つの文章を繋ぎます。Whileもそうです。そしてwhileは2つの動作が並行して行われているときに使います。

例えば

私は電車を待っている間、本を読みます。なら
I read books while I’m waiting for the trains.

whileの前の I read books もその後の I’m waiting for the trainsも同時に起きていることですね。
ここで知っていると便利なのが、whileの前の動作と後の動作の主語が同じ場合、後の動作の主語を省くことができます。

そうするとこの場合

I read books while waiting for the trains と I’m を省略できます

言葉って楽な方に流れがちです。日本語でもそうです。
してしまう → しちゃう。

【関連動画】1番わかりやすい「いついつまで」tillとby「~の間」 for, during, while