感謝の程度によるお礼の言い方の使い分け
日本語にもお礼を言うときの表現には感謝の度合い、ていねいさの度合いがありますね。
外国人上司にお礼を英語で言うときも、どれくらい感謝しているのか、ていねいなのかカジュアルなのかを使い分けられると便利です。
一番ていねい~カジュアルな言い方まで Formality の使い分け
- Thank you so much.
「本当にありがとうございます」
最上級の感謝を一番ていねいな言い方で言うお礼です。ただし、感情がこもっているのでフォーマルな場よりも親しい少人数や一対一のような個人的な場所で使います。
発音のポイントは so much の so の部分の二重母音を「ソウ」と強調して言うと感謝の深さが伝わります。
ネイティブの人がこの表現を使うときは表情も目を細めて「思いっきり感謝」感を表現することが多いですね。 - Thank you very much.
「どうもありがとうございます」
日常的な場面での、充分にていねいなお礼の言い方です。たくさんの人の前でお礼を言うようなフォーマルな時に好まれます。
Thanks very much. と you を省くと少しだけカジュアル感がでます。 - Thank you.
「ありがとう」
上司には少しカジュアル過ぎるかもしれません。
日常場面で、ドアを押さえいてくれた人や、道を譲ってくれた人、飲食店で料理を運んでもらうなどサービスを受けたことに対して
軽い感謝の気持を伝えるときに使います。
Thanks. と you を省くと更にカジュアル感が出ます。